千宗屋氏プロデュース開村50周年記念「明治村茶会」♪ |
今年は開村50年を祝う記念すべきお茶会!武者小路千家官休庵千宗屋若宗匠のプロデュースで、千宗屋氏のお濃茶を筆頭に現代陶器の一大コレクターの赤井厚雄さんの薄茶、立礼では写真家で現代美術家の杉本博司氏がご亭主と、贅沢な3席となりました。

杉本さんのお茶席は日比谷から明治村に移築された旧帝国ホテル・フランク・ロイド・ライト館の空間に千宗屋デザインの立礼卓『天遊卓』を使っての『ライトの追善茶会』。
お軸にはNYグッケンハイム美術館を写した杉本氏の建築シリーズ作品が飾られ、寄付に置かれた花入は、靖国神社の骨董市で入手したという焼夷弾を用いて、「森の貴婦人」と異名を持つ大山連華が生けてありました。「一日花」の大山蓮華に、一瞬の美しさを放って散る命の儚さを表現されたのでしょうか。

武者小路千家官休庵千宗屋若宗匠がご亭主を務める濃茶席は西園寺公望別邸〈坐漁荘〉で行われました。

お床には「これからの新しい茶の湯」という思いを込めて、利休が今井宗久に宛てた「新茶の文」のお軸が飾られ、棚には光学ガラスでできた五輪塔に杉本博司の《海景》の写真を閉じ込めた、光学硝子海景五輪塔》が光を放っておりました。

夏目漱石住宅には「我輩は猫である」の猫ものんびり微笑ましい♪

貴重な建築物を間近に、稀代の前衛茶会を堪能いたしました。
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